小学1年生の防犯ブザーの使い方について

育児

皆さんは防犯ブザーをお子さんに持たせていますか?

私の住む地域では小学一年生になった時に防犯ブザーがプレゼントされ、皆ランドセルに付けて登下校します。

今回はそんな身近な防犯ブザーの使い方にいついて、実体験とともに紹介します。

鳴らすべきタイミングとは

鳴らすべきタイミングはいつなのか調べてみると

  • 不審者との遭遇:知らない人にしつこく声をかけられたり、後をつけられたりする時。 

  • 身の危険を感じた時:腕をつかまれそうになるなど、具体的な身体的接触があった時。

  • 声が出せない時:恐怖や口をふさがれて、声を出せない状況でもブザーで助けを求められます。 

  • 「おかしい」と感じた時:具体的に「不審者」と断定できなくても、危険な状況だと感じたら迷わず鳴らしましょう。


となっていました。

実体験

それは下校にも慣れたであろう9月のことでした。

今日は少し帰りが遅い息子、そろそろ帰る頃かなと思ったその時、何かが聞こえるのです。

窓は締切っているので聞き間違いかもしれないと思いました。

でも一応通学路が見えるベランダへ出てみました。

すると息子が大泣きしながら私を呼んでいるのです。

姿はまだ見えないけれど泣きながら呼んでいるので、「どうした!今行くよ!」と返事をして走り出し、鍵だけ握りしめて猛ダッシュ

近所の人も防犯ブザーの音と大泣きする声で何事かと窓から顔を覗かせているのが見えます。

大泣きするわが子を心配したご婦人が近寄っています。

「お母さん?」と聞かれて「はい」と答えました。

そしてやっとの思いで息子と合流

距離は100メートルも離れていないくらいなのにとても遠く感じました。

涙と鼻水でぐちゃぐちゃになっている我が子、とりあえず怪我ではなさそうです。

抱きしめて「どうしたの?」と聞くと

「怖かった」と途切れ途切れに伝えてきます。

何が何だか分からないけどとにかく落ち着いたらゆっくり帰ろうと思っていたら近づいてくる人影、

男の人がふらっと来て「怖がらせちゃった?」と事情を説明してくれました。

どうやら左折のためにその人が運転する車が止まり、息子が通るのを待ってくれたらしい。

それを信号でも無いのに止まるなんて変だ!

と思った息子は連れ去られるかもしれないと考え恐怖を感じ、パニック状態になり助けを求めて防犯ブザーを鳴らして私を呼んでいたのです。

最初は恥ずかしさと情けなさで息子を責めたくなるような気持ちになってしまいました。

ご近所さんに注目されて恥ずかしい。

一年生なのにそんなことも分からないのか。

ブザーを鳴らすほどの事じゃないじゃないか。

でも何があるか分からない世の中、

変な人も沢山いるのも事実で、

怖いニュースも沢山あります。

そして鳴らすべきタイミングにもしっかり当てはまっています。

今回はたまたま悪い人ではなかっただけなんだ、と時間を置いてから考え直しました。

まとめ

息子には、何も間違ったことはしてないよ。
たまたま悪い人じゃなかっただけだからね。

助けを呼べて偉かったね。と言いました。

息子はご近所さんに頭を下げる私を見て悪い事をしてしまったと思ったらしく

ごめんねと何度も謝ってきました。

誰も悪くない。

少し臆病な性格の子供なだけ、ご近所さんには騒音で心配と迷惑があったかもしれない。

だけどそれだけなのです。

ブザーを鳴らせば心配してくれる地域の人がいると思うとなんて心強いのだろうと思いました。



皆さんも防犯ブザーの使用について悩んだときは最初のリストをご覧ください。


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